沖縄マンション購入物語 出会いに感謝編
マンション購入は一生に一度の経験になることが多いと思います。
だからこそ、その購入背景には様々なエピソードがあり、マンションの数だけドラマがあるといっても過言ではありません!
今回は、なかなか聞けないマンション購入者さんのエピソードの中でも、特に印象的なエピソードをエモーオリジナルキャラクターで不動産営業マンの「エモ男」目線でご紹介します!
エモ男
不動産営業マン
沖縄出身の不動産営業マン。
県内のあらゆるところを日々走り回り、たくさんの方にマンションの魅力を伝えている。
人好きでコミュニケーション能力に長けており、
誰とでもすぐ仲良くなれるのが長所だが、
一生懸命になるあまり、周りが見えなくなるのがたまにキズ。
いつか恋人のエモ子と素敵なマンション生活を送るのを夢見ている。
Instagram:https://instagram.com/emoh_okinawa?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
郵便局で働く定年間近のSさん(50代)
糸満に新しくできるマンションのモデルルームにふらっと現れたSさん。
友人とともに、お酒を飲んだ帰りに立ち寄ったとのことだったのですが、
そのときはマンションを購入するような素振りはありませんでした。
モデルルームを一通り見て回ったあと、とりあえずお名前や住所等の連絡先をシートに記入していただき、後日パンフレットなどを送ることに。
その当時は、まだ糸満の周辺にはマンションがあまり建っておらず、戸建てのほうが割合的には多い印象があり、Sさんの反応からも、そんなにマンション購入への意欲が高いような感じは見受けられませんでした。
また、当時は構造計算書偽造問題が世間では話題になっており、マンションへの印象もあまりよくありませんでした。
二度目に知った事実
後日、エモ男が改めてSさんに会いに行き、話をしたところ、実はもうすでに他の物件に申し込みを入れているという事実を知りました。
Sさんは郵便局に勤めており、定年間近だったということもあって、今までの貯金と定年後の退職金を合わせて、自身の希望にあった立地のマンションを既に申し込んでいるとのことでした。
しかし、Sさんの反応はあまりいい反応ではなく、もしかしたら不安なことがあるのかも….と思ったエモ男は詳しく話を聞いてみることにしました。
すると、申し込みをしている物件の立地はとてもいいけれど、担当者の対応があまり良くないので、購入後の進み方に少し不安があるとのこと。キャンセルしたい気持ちもなくはないが、既に契約を済ませて手付金100万円をいれてしまっているので、キャンセルしても手付金は戻ってこない状況でした。
「せっかくだけど、もう契約してるから….」
と、今回は縁がなかったということで、そのまま帰ることになりました。
郵便はがきが繋いだ縁
それから少し経ったころ、季節は夏に近づいており、暑中見舞いはがきを出す時期になっていました。
エモ男も不動産営業マンとして、お客様へ暑中見舞いはがきを出そうと考えていたところ、ふと、郵便局で働くSさんのことを思い出しました。
定年間近と言っていたけど、元気にしているかな….?と気になったエモ男は、せっかくなのでSさんに会いに行き、はがきもSさんから購入しようと考えました。
Sさんの勤務する郵便局に行き、窓口で呼んでもらったところ、とても驚いた様子のSさん。
暑中見舞いはがきを購入しにきたことを伝えると、とても嬉しそうな顔で対応してくれました。
こんな風に自分のことを思い出して購入してくれるなら、私も君からマンションを購入するよ!
と、なんと申し込みをしているマンションをキャンセルして、エモ男からマンションを購入してくれることになりました。
既に契約を済ませているため、手付金は戻ってこないのですが、
それでも、こうして会いにきてくれた縁を大事にしたいと、新たにマンション契約を交わしました。
郵便はがきが繋いだ縁がこんな形になるとは、エモ男も想像していなかったので、
今でも忘れられない出来事のひとつになっています。
その後もSさんとは交流がつづいており、とてもいい関係性を築いています。
まとめ
マンション購入は購入して終わりではなく、手続きや購入後の管理面など、不動産担当者との関係も重要になってきます。
少しでも不安に思うことがあれば、遠慮せず、他の不動産に話を聞いてみるのも、一つの解決策になるかもしれません。
今後もよりよい暮らしの提案のために、エモ男は今日も県内を走り回り、素敵なマンションを紹介していきます!