「いつもの沖縄が、今日は少し特別に見えた。」かわいいレンタカーが連れていく、”移動を楽しむ時間”
「沖縄って、こんなに気持ちよかったっけ。」
毎日見ている海沿いの道も、乗る車が変わるだけで、今日は少し違って見える。
今回訪れたのは、那覇空港近くにある「沖縄かわいいレンタカー」。
カラフルでレトロな車たちは、ただの移動手段ではなく、旅の気分そのものを塗り替えてくれる存在でした。
最近では観光客だけでなく、沖縄県民の利用も増えているといいます。結婚記念日の夫婦、友人との休日、ちょっとした気分転換——。理由はさまざまでも、みんな少し晴れやかな顔で戻ってくるのだとか。
「移動時間まで楽しいって、沖縄らしいですよね。」
そう話してくれたのは、スタッフの砂川桃子さん。
沖縄かわいいレンタカーが届けたいのは、”車”ではなく、”沖縄を楽しむ時間”でした。
沖縄の景色を、もう一度好きになる休日へ。

砂川 桃子 さん
沖縄かわいいレンタカー スタッフ
沖縄県出身。観光業界を経て、2026年に沖縄かわいいレンタカーへ入社。観光客だけでなく、沖縄県民にも”特別な時間”を届けたいという想いで、接客や送迎を担当している。
「移動時間まで楽しかったと思ってもらえることが、いちばん嬉しいんです」
「移動」を、思い出に変えたかった

「沖縄って、電車がないじゃないですか。だからこそ、旅の中で”車と過ごす時間”ってすごく長いんです」
砂川さんはそう話し始めました。
沖縄かわいいレンタカーが生まれた背景には、”移動時間そのものを、もっと楽しい思い出にしたい”という想いがあったといいます。現在展開しているのは、スズキ・エブリイを南国仕様にカスタムしたレトロカー、ミニクーパーやロードスターに代表されるオープンカーなど。カラフルなボディ、思わず写真を撮りたくなるレトロなフォルム。沖縄の青い海やヤシの木、アメリカンビレッジや港川外人住宅の街並みに自然と馴染むよう、細かな部分までこだわっているそうです。
「ただ目的地に向かうだけじゃなくて、”この車だったから楽しかった”って思ってもらえる存在にしたいんです」
レンタカーというより、”旅の相棒”という言葉の方が近いかもしれません。
“いつもの沖縄”が、今日は違って見える

取材の中で、とくに印象に残ったのが、”県民利用”の話でした。
「先月、結婚15周年のご夫婦が利用してくださったんです。お子さんを保育園に預けている平日の時間だけ、ふたりでオープンカーに乗って沖縄をドライブしていて」
沖縄に暮らしていると、海も景色も、いつのまにか”当たり前”になってしまうことがあります。でも、オープンカーで海沿いを走るだけで、風の匂いや空の広さを改めて感じられる。”旅行じゃない沖縄”を、旅するような気持ちで楽しめる——それが、このレンタカーの静かな魅力なのかもしれません。
「いつもの道でも、乗る車が変わるだけで景色の見え方って全然違うんですよね」
砂川さん自身も、送迎や操作説明の際にオープンカーを運転することがあるそうで、「街中を走るだけでも気分が上がる」と笑って話してくれます。
「豊崎の海沿いをオープンにして走った時は、本当に気持ちよかったですね」
沖縄に暮らしているからこそ、改めて気づける景色がある。この車たちは、そんな時間を静かに作り続けているように感じました。
「持つ」より「楽しむ」——今の時代の車との付き合い方

最近は、マンション暮らしや都市部生活を選ぶ人も増えています。駐車場代、維持費、車検、保険——”車を所有すること”の負担を感じている人も、少なくないはずです。
「必要な時だけ、好きな車に乗れるっていうのは、すごく今の時代に合ってるのかなって思います」
普段はコンパクトに暮らして、休日だけ少し特別な車に乗る。”所有”ではなく”体験”にお金を使う——その価値観は、沖縄のマンション暮らしとも自然と相性が良さそうです。
実際、県民利用者の中には「旅行までは行かないけど、少し気分転換したい」という理由で訪れる人も多いのだとか。
「今日はこの車にしようかな」
そんな小さな選択だけでも、休日の景色は少し変わるのかもしれません。
かわいい車は、沖縄の景色によく似合う

砂川さんおすすめのドライブスポットも教えていただきました。古宇利大橋、海中道路、アメリカンビレッジ——。中でもとくにお気に入りだというのが、現在は「港川ステイツサイド」と呼ばれるエリア、旧港川外人住宅街です。
「レトロな街並みと、ミニクーパーの雰囲気がすごく合うんですよ」
古い外国人住宅をリノベーションしたカフェや雑貨店が並ぶエリアは、どこを切り取っても絵になる空間。個性的な車との相性も、抜群です。
「車も、街も、”ちょっと個性的”なくらいが楽しいんですよね」
その言葉が、なんだか長く耳に残りました。
少しだけ贅沢な時間が、心に余白を作ってくれる

最後に、”特別な時間”についても聞いてみました。
「普段って、仕事とか子育てとかで、どうしても余裕がなくなりがちじゃないですか」
だからこそ——少しだけ贅沢な時間、少しだけ非日常な景色、少しだけ気分が上がる体験。それが、心の余白につながるのだといいます。
「あとから家族で、”あの時楽しかったよね”って話せる思い出が増えるのも嬉しいですね」
沖縄かわいいレンタカーが届けているのは、きっと車ではなく、”記憶に残る時間”なのだと思いました。
沖縄の景色を、もう一度好きになる休日へ。

沖縄の景色は、きっと昔から変わっていません。
でも、乗る車が変わるだけで、いつもの海沿いが今日は少し特別に見える——。急がず、目的地だけを目指さず、移動する時間そのものをゆっくり楽しむこと。それも、沖縄らしい暮らし方のひとつなのかもしれません。
忙しい毎日の中で、ほんの少しだけ”余白”が欲しくなったら。お気に入りの車で、沖縄をひとまわりする休日も、きっと楽しい思い出づくりになるはずです。
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沖縄かわいいレンタカー
沖縄県豊見城市豊崎1-1174
営業時間:9:00〜19:00
HP:https://okinawa-kawaii.com/
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取材・文/新垣 隆磨