沖縄でガス代を節約する7つのポイント!【沖縄ガス①】

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電気代やガス代の値上げが気になる今日この頃。各家庭でできることから少しずつ、省エネ対策に取り組んでみてはいかがでしょうか?暮らしを快適にしてくれるエネルギーを大切に使うことは、家計の問題だけでなく地球環境を守ることにもつながります。そこで今回は、沖縄ガス株式会社の橋本さんと上原さんに、沖縄の暮らしならではの省エネポイントを教えていただきました。

この方にお話しを伺いました!
沖縄ガス(橋本さん、上原さん)

 

橋本昌之さん(左)

上原真さん(右)

沖縄ガス株式会社

1958年7月に設立し、県内初の都市ガス事業者として沖縄県と特に那覇市の発展とともに成長してきた会社。1970年には県内の広域的な要望に応えるべくプロパンガス事業をスタートさせ、現在では都市ガス(天然ガス)とプロパンガス両事業で約92,000世帯にガスを供給。2016年4月には本格的に電力の小売り事業に参入し、再生可能エネルギー由来の電気を販売している。現在では、県内約60,000世帯にでんきを届けている(powered by沖縄ガスニューパワー)。

 

沖縄ガス株式会社 
https://www.okinawagas.co.jp/

沖縄ではガスと電気、どっちがいいの?

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新築分譲マンションを購入する場合、オール電化の物件かガス併用の物件かは、迷うポイントですよね。戸建てと違って簡単に切り替えることができないので、どちらのタイプが自分に合っているのか、しっかり検討する必要があります。

電気の魅力やメリットもたくさんありますが、今回は電気とガスの両方を取り扱っている沖縄ガスの橋本さんと上原さんに、ガスの魅力を聞いてみました。

ガスの魅力って?

電気かガスか、毎日の暮らしで大きな違いを感じるのはコンロでしょう。料理をする人の中には、目に見える火加減とガスならではの火力を好む「ガスファン」がいます。

また、沖縄は台風による停電の不安もあります。2023年には沖縄地方に接近した台風6号の影響により、最大で全体の30%を超える21万5800戸が停電になりました。そんなとき、活躍するのはガスです。そんなとき、活躍するのはガスです。台風や停電の時でも、お湯を沸かしたりご飯が作れたりするかどうかは重要なポイントです。実際にこの被害をきっかけに「ガスコンロに戻したい」という相談も多かったそうです。

もっと広い視野でみると、ガスは環境保全に寄与するエネルギーです。電気は家庭に届けるまでの発電から送電の中で約約60%損失するといわれていますが、ガスは輸送時の損失がありません。発電所や製造所からそれぞれエネルギーを送った場合、電気は約40%しか家庭に届きませんが、ガスはほぼ100%の状態で届くので、エネルギーを無駄なく活用することができます。

ガスは、火力で調理ができ、災害時に強く、地球にもやさしいエネルギーなのです。

いいとこ取りのベストミックスがおすすめ!

電気にもガスにも、それぞれ特徴や魅力があります。省エネ、利便性、安全性、地域性など、さまざまな面から見ても、一つのエネルギーに頼るのではなく、分散してバランスよく、エネルギーを上手く活用するのが一番いい方法です。

沖縄ガスのモットーは「電気とガスのベストミックスの提案」。ガスと電気の特長を上手に取り入れれば弱点を補うこともでき、より安心で快適な暮らしが叶いますよ!

沖縄のお風呂事情で省エネ!3つの対策法

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ガスを利用するにあたって、具体的な省エネポイントも教えていただきました。一般的に家庭の中でガスを消費するのはキッチンのコンロとお風呂の給湯がメインですが、その割合は2:8と圧倒的にお風呂での消費量が多いんです。

その現状を踏まえると、お風呂の入り方はガス代の節約に直結すると考えていいでしょう。

沖縄はシャワー派が圧倒的!

沖縄は、湯船に浸かる習慣が浸透していません。基本的に夏でも冬でもシャワーを浴びるだけの人が大多数です。3人家族以上なら湯船にお湯をためた方が節約できるケースが多いといわれていますが、暑い沖縄では毎日湯船に浸かるのは現実的ではありません。

そんな沖縄のお風呂事情を踏まえて、家族全員がそれぞれシャワーを浴びる設定でガス代を節約する方法をご紹介します。

対策1/ガス給湯器の温度を適温に設定する

ガス給湯器は、水をガスの力によって加熱して温度を上昇させます。そこで、温度設定が重要になります。ガス給湯器を40℃に設定しているのに、シャワーを出す時に手元の水栓で水を混ぜて温度設定を下げるのはおすすめできません。

ガスのエネルギーを使ってガス給湯器で水温を40℃まで上げたのに、シャワーを出す時に38℃に下げるのは、エネルギーの無駄遣い。必要なお湯の温度は水栓ではなく、ガス給湯器のリモコンでこまめに設定することを心掛けましょう。

また、夏と冬では水温が異なります。さらには、家族一人一人も心地よいと感じる温度(適温)は違うので、それぞれお風呂に入る前に、ガス給湯器の設定を自分好みの温度に変えるといいですね。

対策2/こまめにシャワーを止める

シャワーを出している間ガスは点けっぱなしなので、シャワーはこまめに止めるのが正しい使い方です。出しっぱなしはガス代だけでなく水道代にも影響します。

寒くなるとついつい出しっぱなしにしてしまいがちですが、シャワーは洗い流す時だけにして、髪や体を洗っている間は、節ガス・節水を心掛けましょう。

対策3/ガス給湯器の電源はその都度消す

ガス給湯器を点けっぱなしにしても、お湯を出さなければガス代はかかりません。でも、キッチンや洗面所でお湯の蛇口をひねるとすぐにガスが点火するので、使わなくてもいい時に使ってしまうリスクがあります。

また、電源が入っている間は待機電力が消費されます。ガス給湯器は待機電力の消費量がかなり多い機器ともいわれているので、省エネを意識するならこまめに消すことをおすすめします。

キッチン&調理でも省エネ!4つの対策法

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キッチンでも、毎日頻繁にガスを使います。コンロを最新の機器に変えるとガス代はかなり抑えられますが、使い方を変えることも大切です。エネルギーを無駄遣いしない調理法をクセ付けましょう!

対策1/調理器具の水滴は拭く

細かいことですが、火にかける前に鍋やフライパンに付いている水滴をきれいにふき取りましょう。水滴がついたまま火にかけると、水滴が蒸発するためのエネルギーが余分に必要となります。

地味な対策ですが、このひと手間の積み重ねが家計や地球環境を守るのです!

対策2/鍋底からはみ出ない火加減にする

夏は調理時間を短くするため、思いっ切り強火にしていませんか?強火とは、鍋の底に火が当たる状態のことを指します。鍋底から火があふれている状態は火が強すぎて、無駄です。

調理器具も熱伝導率や蓄熱性など機能性が優れてきているので、最大火力にしなくても十分な場合もあります。火を過剰に強くするのではなく、調理器具の性能に合った火加減を意識してください。

対策3/鍋ふたを上手に使う

お湯を沸かしたり野菜やお肉を茹でたりする時は、できるだけふたや落としぶたを使うようにしましょう。熱を逃がさず調理時間を短縮できるので、ガス使用量の節約につながります。

対策4/夏は時短調理で暑さを防ぐ

夏は時短調理を心掛けるとエアコンの電気使用量を節約することができます。調理中はキッチン内の温度はかなり上がります。長時間調理をしていると、エアコンもフルパワーで長時間稼働することになります。

夏は食材をまとめて茹でたり3口コンロをフル回転させるなど、一気に調理を行い火を使う時間を短くして、暑さがこもらないうちに料理を完成させましょう!

ガス代が安くなる「都市ガス割」(旧ゆ~ふるプラン)

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沖縄ガスの「都市ガス割」をご存知ですか?申し込み手続きをするだけで都市ガスの使用料が安くなる、とってもお得な料金プランです。

使用料に応じて割引が適用され、毎月のガス使用量が18㎥以上の場合、月459円、年間約5,600円もお得になります!すでに沖縄ガスを利用している人、これから新規契約する人、どちらも対象です。申し込まなきゃ損、お得しかない「都市ガス割」。今すぐ問い合わせてみてくださいね♪

お問い合わせ窓口:沖縄ガス株式会社 098-863-7730
営業時間:8時30分~17時30分(土・日・祝除く)
「都市ガス割」詳しくはこちら

まとめ

沖縄ガス第二弾は、8月23日(金)公開予定。お得でゆとりある暮らしが実現する、便利なガス機器を特集します。ぜひチェックしてくださいね。

 

取材・文/仲西なほ子

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