ショールームシリーズ第三弾！今回はインテリア業界の最大手サンゲツさんの沖縄ショールームに伺いました。さすが最大手！壁紙・床材・ファブリック（カーテン／椅子生地）など、新築からリフォーム、模様替えにも対応できる商品が豊富なので2回に渡ってお届けします。1回目の今回はカーテン編。サンゲツ沖縄ショールームの比嘉さんと増田さんにカーテンの選び方やショールームのお得な活用方法などを教えていただきました。

サンゲツ沖縄ショールームってどんなところ？

宜野湾市宇地泊にあるサンゲツ沖縄ショールームは、見る楽しさ、選ぶ楽しさ、組み合わせる楽しさが満喫できる工夫がいっぱいです。その魅力をご紹介します。

サンゲツとは

株式会社サンゲツは、なんと創業175年の老舗企業。1849年に創業したふすま材などを扱う表具店「山月堂」が始まりです。日本で先駆けて壁紙に参入し、現在は内装材からエクステリアまで扱う業界最大手のインテリア会社として知られています。

サンゲツ沖縄ショールームにはデザイン性と機能性を備えた壁紙・床材・ファブリック（カーテン／椅子生地）が多数揃うので実物を手に取って確認したり、イメージする商品や空間のコーディネートを提案してもらえます。

自由見学やマンション購入者もOK！

スタッフに相談したい、提案してもらいたい、詳しい商品説明が聞きたい、実際にコーディネートを確認したいなどの場合は、事前に予約が必要ですが、自由見学の場合は予約なしでもOK!しかし、土日など混み合っている場合は入館を制限する場合があるので、事前に電話で確認する方が安心ですね。

建設中の分譲マンションを購入した方が、アクセントクロスや床材を選びに来ることもあるそう。リビングの一面だけ壁紙を変えるアクセントクロスやキッチンやトイレの床だけクッションフロアにするなどのオプションを希望する場合、ショールームで柄や素材を選んでサンプルをもらい、それを持って販売会社の担当者さんに相談するという流れです。

新築の戸建てやマンション、リフォーム、模様替えなどインテリアを検討している人なら誰でも予約＆相談が可能です。インテリアに興味がある、お家の雰囲気を変えたいなど、具体的に決まっていなくても相談してみるのもおすすめです。自由見学なら気軽に訪れることができますよ！

わくわくするマテリアルクローゼット

ショールームには数多くの壁紙・床材・ファブリック（カーテン／椅子生地）のパネルがずらりと展示されています。色とりどり柄もさまざまで、見るだけでも楽しめます！パネルは取り出せるので、クローゼットから洋服を選び出すような感覚で気に入ったものを出してスタイリングテーブルに並べ、いくつものコーディネートを検討することができます。

いろんなパターンでコーディネートしていると楽しくなり、何回も足を運んでじっくり検討する人が多いそう。展示の商品だけでなく見本帳で確認できる商品もあるので、種類は実に豊富です！

しかも、2～4年ごとに見本帳が改訂されるので、流行りや人気のデザインが揃います。カーテンや壁紙は寿命もあるし比較的手軽に部屋の雰囲気を変えることができるので、リフォームや模様替えで数年後に訪れても、新しいトレンドの商品を選ぶことができます。

また、検討した商品はサンプルがもらえるので、自宅に帰ってもゆっくりコーディネートを考えることができます！サンプルについては後半で詳しくお伝えしますね。

マンションにおすすめのカーテンの選び方

マンションに限らず、カーテン選びで大切なことは「どんな暮らしをイメージしているか」と「カーテンの機能性」。全体的にすっきりとまとめたい、デザイン性を持たせて華やかにしたい。リビングは光を取り入れて明るくしたい、寝室はしっかり遮光したい。など、インテリアのイメージだけでなく暮らし方のイメージも必要です。

インテリアのイメージはSNSなどにも家づくりの投稿がたくさんあるので、それらを見て理想とする写真を保存して相談に来る人が増えているそう。写真はすぐにイメージが共有できるので、スタッフが理想に沿った商品やコーディネートを適確に提案してくれます。

また、カーテンには遮光や遮熱、遮像、UVカットなどさまざまな機能があるので、暮らし方や日差しの入り方に応じた機能を選びましょう。どの方角に面しているのか、周囲の視線は気になるのかなども必要な情報となります。

理想のスタイル+機能性という形で選ぶので、たくさんの事例写真を見てイメージを膨らませて方向性を決めましょう。インスタグラムで「#マイサンゲツ」と検索すると、サンゲツのインテリア実例がたくさん見られます。品番も明記している投稿もあるので、リアルなコーディネートが確認できます。まずはしっかり理想のインテリア、理想の暮らし方をイメージしましょう。

コーディネートを楽しみたいなら……

窓辺を彩るのはカーテンだけでなくロールスクリーンやブラインドなどスタイルも豊富で、そこから迷ってしまいます。でも、広い部屋や窓が複数ある部屋でコーディネートを楽しむなら、ドレープカーテンとシェードの組み合わせがおすすめですよ！

バルコニーやテラスに繋がる大きな掃き出し窓には左右開きのドレープカーテン、小窓や縦長窓には上下に開くシェードやロールスクリーンがおすすめですが、シェードならカーテンと同じ生地で作ることができます。さらに、ベッドカバーやクッションカバーも作れるのでリビングや寝室で統一感のあるコーディネートが可能です。

サンゲツはカーテン生地の種類が豊富なのでオリジナルデザインでカーテンとレースを揃えたり、同じ柄で色違い、同じトーンで色違いの組み合わせなどよりお洒落なコーディネートが楽しめます！

高層階で開放感や眺望を楽しむなら……

眺望のいいマンションや高層階のマンションなら、絶対的に開放感を楽しみたいですよね。周囲の視線を気にしないでいいのなら、バーチカルブラインド（縦型ブラインド）やレースのカーテン1枚だけというスタイルがおすすめです！

厚めのカーテンで閉め切らずに、適度に光を取り入れ透け感のある素材をさらりとかけるだけにすると、部屋は明るく外の景色も感じられて開放感のある暮らしとなります。沖縄の場合、紫外線や日差しの強さなどが気になりますが、UVカットや遮熱機能のある素材を選べば大丈夫。それでも気になる場合はガラスフィルムを使用するといいでしょう。

サンゲツではUV や遮熱などの機能を持つガラスフィルムも取り揃えています。透明度が高く、紫外線や熱はしっかりカットするけど採光や開放感を損なわないという優れもの。こちらもサンプルがもらえるので、実際に窓に貼ったりしてその機能を確かめることができます。

マンションの魅力である眺望や開放感を楽しむため、まずはレースのカーテンとガラスフィルムで過ごしてみてはいかがでしょうか？

サンゲツおすすめのSAウェーブ

画像提供：サンゲツ

最近は壁の一面だけ色や柄を変えるアクセントクロスが人気なので、カーテンはなるべくシンプルですっきり感のあるタイプを選ぶ人が増えているそう。そこでおすすめなのがSAウェーブという縫製加工。ファブリックのやわらかな雰囲気とバーチカルブラインドのようなスタイリッシュな見た目を両立させた、サンゲツの新しいスタイルです。

カーテンだけどヒダ山がないので軽やかで圧迫感が少ないのが特徴。縦のきれいなウェーブを楽しむために、大きな窓に天井から吊るのがおすすめ！シンプルだけど開放感のあるお洒落な空間を演出してくれます。

持ち帰り用のサンプルも充実！

サンゲツ沖縄ショールームで商品を検討すると、サンプルがもらえます。そのクオリティが見事！カーテン、壁紙、床材、ガラスフィルムなどあらゆる商品のサンプルが写真のような大きさでもらえます。壁紙はA4サイズあるので色や柄の出方などがしっかり確認できます。

カーテンや壁紙は光の具合で色の見え方や印象に大きな違いが生じます。実際に窓辺や壁にサンプルを貼って見え方を確認したり、建具や家具と合わせてみたりすることで「思っていたのと違う」というミスを避けられます。

また、ショールームに来られなかった家族にはサンプルでコーディネート案を確認してもらいましょう。数パターンもらうことができるので、迷っている場合は家族と一緒にコーディネートパターンを検討することができます。

商品購入後もサンプルを保管しておくことで現在使用しているカーテンや壁紙の品番が分かるので、次のリフォームのときに色を合わせたりなど何かとスムーズです。これだけサンプルが充実しているのもサンゲツの魅力です！

まとめ

マテリアルクローゼットやサンプルなど、とにかくコーディネートが楽しめるサンゲツ沖縄ショールーム。次回の【自分好みにカスタマイズ！壁紙＆床材編！【サンゲツ沖縄ショールーム第2弾】】は4月12日（金）公開予定です。どうぞお楽しみに！

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取材・文／仲西なほ子