パナソニック ショウルーム沖縄に行ってみよう!
住宅設備機器メーカーのショールームには、キッチン・バス・トイレ・洗面台などの設備や、床材・扉・収納・建具などの内装が一堂に展示されています。家を建てるときやリフォームする時に必要なアイテムが揃っていますが、普段はあまり馴染みのない場所なので「どのタイミングで行けばいいの?」「気軽に入って大丈夫?」などと、ちょっと不安になってしまいますよね。沖縄県内にも数社の大手住宅設備機器メーカーのショールームがありますが、今回はパナソニック ショウルーム沖縄さんに、ショールームの魅力や使い方を教えていただきました。
清沢和弘さん
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社
ショウルームマネージャー
浦添市牧港にあるパナソニック ショウルーム沖縄。水廻りから内装・収納までトータルで揃い、見て触れて、体験することができる場所。事前に予約すれば、専任のアドバイザーによる商品説明やプラン相談も可能。
パナソニック ショウルーム沖縄 https://sumai.panasonic.jp/sr/okinawa/
パナソニック ショウルーム沖縄 3つの活用方法
パナソニック ショウルーム沖縄では、事前に予約すれば専門のアドバイザーさんが対応してくれますが、自由見学もOK!まずは気軽に覗いてみるのもおすすめです。
見るだけでもOK!
「何から相談すればいいのか分からない」「とりあえず見てみたい」など、初めての見学や下見の段階では予約せずに自由見学をしてみてはいかがでしょうか。パナソニック ショウルーム沖縄は、生活シーンをイメージした空間展示をしているので、まるでモデルルームのようです。
図面やカタログだけではピンとこなくても、ショウルームに来れば具体的な生活スタイルをイメージすることができるので、家づくりも進めやすくなります。平日の昼間は比較的空いているのでゆっくりと見学ができ、予約なしでもアドバイザーさんに質問しやすい状況ですよ。
相談しよう!
「商品の詳しい説明が聞きたい」「プランニングして欲しい」「見積もりが欲しい」など実際に選びはじめる段階になったら、事前に予約をしてアドバイザーさんに対応してもらいましょう。カラーコーディネートや設備の選び方、予算内で収める工夫など、幅広くアドバイスしてもらえます。
家づくりは、キッチン・バス・トイレ・洗面台などの設備から、各部屋の床材・扉・照明・収納などの内装まで、決めなきゃいけないことがたくさんあります。初回の打ち合わせから全て選び終わるまで、3~6回ほど足を運ぶ人も少なくないとか。迷ったり悩んだりしたときに相談できるアドバイザーさんは、とても頼りになる存在です。
体験しよう!
商品のさまざまな機能は実際に体験することができます。照明の色や器具、光の向きによる雰囲気の違い、マイクロバブル入浴「酸素美泡湯」のお湯の感触、家事を楽にするスゴピカ素材の汚れの落ち方など、体験することで暮らし方がイメージできます。
また、床や扉などの内装建材も小さなサンプルやカタログでは色の見え方が多少異なるので、こちらも実際に確認するのがおすすめです。床材と扉、キッチンと床材などを並べて色合わせができるのもパナソニック ショウルーム沖縄の魅力です。
パナソニック商品3つの特徴
パナソニックの商品には、オリジナルの技術やアイディアがたくさん詰まっています。なかでもより魅力的な、パナソニックならではの特徴をご紹介します。
ラクテク
画像提供:パナソニック
「家事はもっと楽していい時代」「ラクするテクノロジー」をテーマに開発した、パナソニック独自のテクノロジーがあらゆる商品に取り入れられています。
水回りは汚れや傷が付きにくく水を流すだけで汚れが落ちるスゴピカ素材を採用。バスルームの床は隅に目地がなくお掃除しやすいスミピカフロア。床や扉は汚れや傷がつきにくく、ワックスがけをしなくても美しさが長持ちする内装建材……。
挙げたらキリがないほど、ほとんどの商品にラクテクの工夫が施されています。ショウルームで体験できるので、ぜひ家事ラクを実感してください!
キュビオス
画像提供:パナソニック
キュビオスは使い方に合わせてユニットを組み合わせ、自由にプランニングできるシステム収納。部材がシンプルで組み立てやすく、いかようにも無限にカスタマイズすることができます。
リビングの壁面を収納にしてランドセル置き場を作ったり、アイロンがけと洗濯物をしまう作業を一カ所にまとめたり、リモートワークができるパソコンスペースを作ったりと、収納だけでなく家具や作業場としての活用も可能。
色のバリエーションも豊富なので、部屋の雰囲気に合わせてコーディネートすることができます。ショウルームではさまざまなパターンで展示されているので、その使い勝手をご確認ください。
ワイドコンロ
一般的な3口コンロは幅60~75cmで1口は奥に配置されていますが、パナソニックのワイドコンロは幅90cmで3口が横並びです!夫婦や親子で並んで調理ができ、3口全てがメインコンロとして使えます。
ありそうでない、パナソニックオリジナルのワイドコンロ。奥行がない分、手前を作業スペースとして確保し、下ごしらえから仕上げまでムダなくテキパキと動くことができます。実際にコンロの前に立つとその幅の広さに感動。スムーズな調理シーンがイメージできますよ!
設備・建材の選び方3つのポイント
あれもこれも欲しくなっちゃう、魅力たっぷりのパナソニック商品。でも、予算や工期、設計が理由で諦めるものがあったり、どれにするか迷ってなかなか選べなかったりすることも。そんなときに役立つ、より良い選び方を教えていただきました!
設計前に選びはじめる
設備選びは、設計図が完成し施工が進んでいたらサイズや仕様の問題で納品できない商品もあるということを念頭に置いておいてください。ショウルームに訪れるタイミングは早ければ早いほど、好きな設備が選択できるんです!
設計が決定する前に、新居に入れたい設備や建材はある程度決めていた方が予算も納期も計画内に収まります。こういうキッチンを入れたい、こういう収納がほしい、と初めから設計に組み込んでもらえば変更もなくスムーズです。
特に水回りは、給排水や電気配線工事を行う前に決めましょう。また、早い段階でショウルームのアドバイザーさんに相談すると、予算を抑える工夫などのアドバイスももらえます!
建設がある程度進んでから設備を選びはじめると、色や素材くらいしか選べません。希望する設備を諦めるか、設計変更でコストがかかってしまうか、ということになるので、とにかく設備選びは早め早めに行動しましょう!
優先順位を決める
時間にゆとりがあっても予算は限られている……という場合は、優先順位を決めましょう。「毎日使うもの」「家族みんなが使うもの」を優先するのがおすすめです。
例えば、シンクとレンジフードなら、毎日お掃除するシンクのラクテクを充実させる方が優先、パパの趣味の収納スペースよりもみんなが使うお風呂場の収納スペースを充実させる方が優先、など。
何に予算をかけた方が毎日ラクに家族みんなが楽しく暮らせるのかを考えるといいですね!
長い目で見て考える
床や扉は何色にするか。キッチンはガスかIHか、コンロは2口か3口か。など、細かい選択にも悩みや迷いはつきものです。そんなときは、ちょっと先の未来を考えてみましょう。
子どもが小さい今はパステルカラーが好みでも、数年先はもうちょっと落ち着いた色が好みになるかもしれない。商品単価は少し高いけど、省エネタイプを選べばランニングコストを抑えることができて将来的にお得。など、今だけでなく数年先の自分や家族、世の中のことを考えると選びやすいと思います。
まとめ
「商品を見るだけでなく、新居のイメージを膨らませるためにもショウルームを利用していただければと思います」と、ショウルーム マネージャーの清沢さん。また、展示している価格が多機能で少し高くても、カスタマイズで価格を抑えることもできるそう!
アドバイザーさんに相談すると、いろいろと良い情報がいただけるので、ぜひ、気軽にパナソニック ショウルーム沖縄に訪れてみてくださいね。
取材・文/仲西なほ子