ゆっくり、ゆっくり。沖縄市「豆ポレポレ」と見つける、コーヒー一杯ぶんの余白

朝、目覚まし時計に起こされて、慌ただしく一日が始まる。

仕事に家事、子どもの送り迎え。気がつけば、もう夕方。「今日も一日、あっという間だったな」と思う日も少なくありません。

 

そんな毎日の中で、ほんの少しだけ、自分のために時間を使ってみる。

 

お気に入りのカップを用意して、コーヒーの香りを楽しむ。窓の外を眺めながら、ゆっくりと一口飲んでみる。

たったそれだけのことが、いつもの一日を少し違ったものにしてくれるかもしれません。

 

今回訪ねたのは、沖縄市にあるコーヒー専門店「豆ポレポレ」。

「ポレポレ」とは、アフリカの言葉で「ゆっくり、ゆっくり」という意味。

かつてコーヒーが飲めなかったという店主が、旅先で出会った一杯に魅せられ、始めたお店です。

 

コーヒーのおいしさはもちろん、その一杯が生まれる背景や、飲む人の時間まで大切にする豆ポレポレ。

代表の仲村良行さんに、お店づくりへの想いや、コーヒーが日々の暮らしにもたらしてくれる小さな豊かさについて伺いました。

今日の暮らしに、コーヒー一杯ぶんの余白を

 

この方にお話しを伺いました!

 

豆ポレポレ 代表

仲村良行(なかむら よしゆき)さん

  

2010年12月、沖縄市にコーヒー専門店「豆ポレポレ」をオープン。
バックパッカーとしてアジアを旅する中でコーヒー文化に出会い、その魅力に惹かれて独学でコーヒーを学ぶ。
以来、コーヒーの品質はもちろん、生産者とのつながりや、コーヒーを通じて生まれる人々の笑顔を大切にしながら、お店づくりを続けている。
「お客様も、スタッフも、生産者も、みんなが良くなること」を大切にする豆ポレポレ。コーヒーを通して、沖縄市から笑顔が広がっていくことを願っている。

コーヒーが飲めなかった青年が、コーヒー屋さんになるまで

 

 

沖縄市にある「豆ポレポレ」。

 

お店に足を踏み入れると、洗練された空間の中に、どこか肩の力が抜けるような心地よさがあります。

コーヒー豆を選ぶ人。スタッフと言葉を交わす人。ベンチに腰掛けて、コーヒーを片手にひと息つく人。それぞれが思い思いの時間を過ごすこの場所には、ゆったりとした空気が流れています。

 

そんな豆ポレポレですが、実は代表の仲村さん、もともとはコーヒーが飲めなかったのだそう。

 

「昔はコーヒーが全然飲めなかったんです。でも、なんとなくコーヒーを飲む姿ってかっこいいな、という憧れはありましたね」

 

そんな仲村さんの人生を変えたのが、バックパッカーとして旅したアジアでの経験でした。

旅先で出会ったのは、日本の喫茶店とは少し違うコーヒー文化。

国籍も年齢も違う人たちが、コーヒーやビールを片手に、ビリヤードを楽しんだり、会話を交わしたり。

そこには、コーヒーを飲むことだけが目的ではない、人と人が自然につながる時間がありました。

 

「いろんな国の人が、国境なんて関係なく同じ空間で楽しんでいるんです。その雰囲気がすごく印象的でした。そこで飲んだコーヒーにも感動して、コーヒーってこんなに楽しいものなんだと思ったんです」

 

帰国後、コーヒーに関わる仕事を経験する中で、もうひとつ心に残ったことがありました。

それは、お客様から直接「ありがとう」と言ってもらえる喜び。

自分が淹れた一杯が、誰かを笑顔にする。

そんな仕事に魅力を感じ、独学でコーヒーを学び始めます。

 

そして2010年12月、豆ポレポレをオープン。

コーヒーが飲めなかった青年が、一杯のコーヒーに魅せられ、今度は誰かにその魅力を届ける側になったのです。

 

人生を変える出会いは、案外、何気ない一杯の中にあるのかもしれません。

建物の個性と、自分たちらしさ。場所とともに育つお店

 

 

豆ポレポレは、これまでに何度か移転を重ねてきました。

立ち退きや店舗の広さなど、さまざまな事情がありながらも、その都度、新しい場所でお店をつくってきたといいます。

 

印象的だったのは、仲村さんが語る「建物との向き合い方」。

 

「お店をつくるときは、その建物がもともと持っている雰囲気を大切にしたいと思っています。自分たちの色だけで塗り替えるんじゃなくて、その場所にあるものと共存したいんです」

 

以前の店舗は、沖縄市のコザ・ゲート通りにあった建物。

もともとレストランだった空間には、長い年月を経て生まれた独特の雰囲気がありました。

その古さを隠すのではなく、建物が持つ味わいと豆ポレポレらしさを融合させる。

 

そして現在のお店は、もともとデイケア施設として使われていた場所なのだそう。

 

「最初は体育館みたいな、何もない空間だったんです。でも、だからこそ、そこにあるものを生かしながら、自分たちらしい空間をつくれたらいいなと思いました」

 

新しくすることだけが、素敵な空間づくりではない。

 

もともとあるものの良さを見つけ、そこに自分たちらしさを少しずつ重ねていく。

その考え方は、住まいづくりにも通じるように感じます。

 

例えば、新しいマンションに引っ越したとき。

 

何もかもを一度に揃えるのではなく、お気に入りの家具をひとつ置いてみる。旅先で見つけた雑貨を飾ってみる。暮らしながら、少しずつ自分たちの色を重ねていく。

そうして時間をかけて育っていく空間には、きっと特別な愛着が生まれるはずです。

 

豆ポレポレのお店づくりも、そんなふうに、場所と人が一緒に育ってきたものなのかもしれません。

一杯の向こう側にいる、生産者の顔が見えるコーヒー

 

 

豆ポレポレが大切にしているのは、コーヒーのおいしさだけではありません。

その一杯が、どこで、誰によって、どのようにつくられたのか。

コーヒーがカップに注がれるまでの、長い道のりにも目を向けています。

 

「僕たちが大切にしているのは、品質です。でも、その品質って、僕たちだけでつくれるものじゃないんです。生産者の方が、ものすごく手間をかけて丁寧につくってくれているからこそ、おいしいコーヒーになるんです」

 

豆ポレポレが扱うのは、品質や風味が高く評価されたスペシャルティコーヒー。

生産地や生産者、栽培や精製の過程など、その背景をたどることができるコーヒーを大切にしています。

 

「例えば、お米だったら、どこの誰が育てたお米なのかが分かると、ちょっと特別に感じませんか。コーヒーも同じで、誰がどんな想いでつくったものなのかを知ると、楽しみ方が広がると思うんです」

 

品質の良いコーヒーを選び、その価値に見合った対価が生産者へ届くこと。そうすることで、生産者はより良いコーヒーづくりに挑戦できるようになり、地域の教育や生活環境を整えることにもつながっていきます。

 

そして、丁寧につくられた豆を受け取った豆ポレポレは、その魅力を最後まで届けるために力を尽くします。

 

「僕たちができるのは、豆を選ぶところから焙煎、抽出まで。その一つひとつにベストを尽くすことです。生産者が大切につくったものだからこそ、最後まで大切に届けたいんです」

 

お客様が喜ぶこと。

スタッフがやりがいをもって働けること。

そして、生産者や社会にも良い循環が生まれること。

そのどれかひとつだけが良ければいい、という考え方ではありません。

 

「お客様も、スタッフも、生産者も、みんなが良くならないと、本当に良いものは続かないと思うんです」

 

一杯のコーヒーの向こう側には、遠い国で豆を育てる人がいて、焙煎する人がいて、届ける人がいる。普段は何気なく飲んでいるコーヒーも、その背景を知ることで、少し違った味わいに感じられそうです。

「ゆっくり、ゆっくり」に込めた、笑顔が広がる場所への想い

 

 

ところで、気になるのが「豆ポレポレ」という店名。

「ポレポレ」は、アフリカの言葉で「ゆっくり、ゆっくり」という意味なのだそう。

沖縄の言葉でいう「よんなーよんなー」にも、どこか似ています。

 

「コーヒーの発祥の地はアフリカといわれていますし、いつかアフリカにも行ってみたいという気持ちもあって。それに、ポレポレって響きもかわいいでしょう(笑)。コーヒーを片手に、少しでもゆっくり過ごしてもらえたらいいなと思ってつけました」

 

ゆっくり、ゆっくり。

 

言葉にすると、とても簡単なことのように思えます。

でも、毎日の暮らしの中で、それを実践するのは案外難しいもの。

 

仕事が思うように進まなかった日。

家族にちょっと強く言いすぎてしまった日。

理由は分からないけれど、なんだか気持ちが晴れない日。

 

私たちの毎日は、いつも穏やかなわけではありません。

 

「日常って、平坦なことばかりじゃないですよね。いろんなことがあって、気持ちにも波があると思うんです。だからこそ、ここに来たときは少しホッとしてほしい。ちょっと気持ちをリセットして、笑顔になって帰ってもらえたらうれしいですね」

 

そんな想いは、スタッフにも共有されています。

例えば、あるスタッフは「今日は何人のお客様を笑わせよう」と考えながら一日を過ごす。

別のスタッフは「誰よりも元気に、おはようございますと言おう」と決めて店頭に立つ。

一人ひとりの個性を生かしながら、お客様に心地よい時間を届けようとしているのです。

 

「スタッフにもいろんなタイプがいます。お客様と話すのが得意な人もいれば、ものづくりに集中するのが得意な人もいる。それぞれが得意な場所で輝けたらいいなと思っています」

 

店内では、コーヒーを片手にスタッフと会話を楽しむお客様の姿も見られます。

特別な用事がなくても、ふらりと立ち寄れる。

「こんにちは」と声をかけられる。

いつもの一杯を飲んで、少し元気になって帰る。

そんな場所が、暮らす街にひとつあるだけで、日常は少し豊かになる気がします。

 

「沖縄市でお店をさせてもらっていることを、誇りに思っています。ここに来てくださる方が笑顔になって、その笑顔が地域に広がって、少しずつ沖縄全体にも広がっていったらうれしいですね」

 

コーヒーを売る場所でありながら、人の気持ちを少し軽くする場所でもある。

豆ポレポレには、そんなあたたかな役割があるように感じました。

香りも、音も、味わいも。コーヒーは五感で楽しむもの

 

 

「コーヒーを楽しむ」と聞くと、まず思い浮かぶのは、その味ではないでしょうか。

苦味や酸味、コクや甘み。

でも、仲村さんのお話を聞いていると、コーヒーの魅力は、口に入れるずっと前から始まっていることに気づかされます。

 

「コーヒーって、飲むまでの工程も楽しいんですよ。豆を挽いた瞬間の香りとか、お湯を注いだときの様子とか。コーヒーメーカーから音がして、香りが漂ってくるのもいいですよね」

 

例えば、休日の朝。

いつもより少し遅く起きて、キッチンに立つ。

コーヒー豆を挽くと、ふわっと香りが広がります。

フィルターにお湯を注ぐと、コーヒーの粉がゆっくりと膨らみ、ぽたぽたと一滴ずつ落ちていく。

お気に入りのカップに注いで、テーブルに置く。

コトン、という小さな音。

そして、ようやく一口。

 

「豆を挽くところから、最後の一口を飲み終わるまで、ずっと楽しめるものだと思うんです」

 

そう考えると、コーヒーは単なる飲み物ではなく、小さな体験のようにも思えてきます。

香りを感じる。

音に耳を澄ませる。

カップの温かさを手のひらで感じる。

そして、ゆっくり味わう。

普段は頭の中が仕事や予定でいっぱいになっていても、こうして五感を使っているうちに、自然と目の前の時間に意識が向いていきます。

 

何か特別なことをしなくても、いつものコーヒーを少し丁寧に淹れてみる。

それだけで、慌ただしい一日の流れが、ほんの少し緩やかになるのかもしれません。

一杯のコーヒーが、自分の心を見つめる時間になる

 

 

今回の取材で、特に印象に残った言葉がありました。

 

それは、コーヒーを味わう時間が「自分の内側を見つめる時間になる」というお話。

 

コーヒーには、誰かと会話を楽しむ時間もあれば、一人で静かに味わう時間もあります。

朝の一杯。

仕事の合間の一杯。

家族が寝静まったあとの一杯。

同じコーヒーでも、飲む場所やそのときの気持ちによって、感じ方は変わってくるものです。

 

「誰かと飲む一杯もあれば、一人で飲む一杯もある。海で飲むコーヒーもいいですよね。コーヒーって、そのときの気持ちや場所によって、いろんな楽しみ方ができると思うんです」

 

そして、ときには、その一杯が気持ちを切り替えるきっかけになることも。

仲村さんご夫妻も、一緒にお店を経営しているからこそ、仕事のことで意見がぶつかることがあるそうです。

そんなとき、ふと目の前に置かれる一杯のコーヒー。

カップがテーブルに触れる、小さな音。

それをきっかけに、張り詰めていた気持ちが少し和らぐこともあるのだとか。

 

「忙しいときって、どうしても目の前のことばかり考えてしまいますよね。でも、コーヒーを飲むことで、一度気持ちを落ち着かせられる。そうすると、さっきまで見えていなかったことが見えたり、少し違う考え方ができたりすると思うんです」

 

なるほど、と思いました。

コーヒーを飲んだからといって、抱えている問題がなくなるわけではありません。

でも、少し距離を置くことで、見え方が変わることはあります。

 

子育てで余裕がなくなったとき。

仕事で考えがまとまらないとき。

何となく気持ちが落ち着かないとき。

そんなときに、一杯のコーヒーを淹れてみる。

何かを解決するためではなく、まずは自分の気持ちを整えるために。

 

「ゆっくり、ゆっくり」

 

豆ポレポレという名前に込められた言葉が、ここでまた、少し違った意味を持って聞こえてきました。

お気に入りの一杯から、暮らしの楽しみを広げてみる

 

 

では、普段あまりコーヒーを飲まない人や、これから自宅で楽しんでみたいという人は、何から始めたらいいのでしょうか。

 

仲村さんのお話から感じたのは、最初から難しく考える必要はない、ということ。

 

「コーヒーを淹れる器具にも、いろんなものがありますよね。スタイリッシュなものもあれば、手づくりの温かみがあるものもある。そういうものを選ぶ楽しさも、コーヒーの魅力だと思います」

 

例えば、まずはお気に入りのマグカップをひとつ見つけてみる。

自分の好きな色や形、手に持ったときの感触。

それだけでも、いつものコーヒータイムが少し楽しみになります。

 

次は、コーヒー豆を選んでみる。

豆ポレポレでは、お客様の好みや、どんなふうにコーヒーを楽しみたいかを聞きながら、豆を提案しているそうです。

 

「お客様が家に持ち帰って、どんなふうに楽しむのかなって考えるのも楽しいんです。とっておきのものを最後に食べるみたいに、楽しみにしてもらえるとうれしいですね」

 

コーヒーに詳しくなくても大丈夫。

酸味が好きなのか、苦味が好きなのか。

朝に飲みたいのか、甘いお菓子と一緒に楽しみたいのか。

そんな身近なことから相談してみるのも良さそうです。

 

そして、少し慣れてきたら、自宅でコーヒーを淹れる時間そのものを楽しんでみる。

休日に家族と一緒に淹れてみたり、友人を招いて、それぞれ違う豆を飲み比べてみたり。

お気に入りの器具がキッチンに並ぶと、毎日の暮らしにも小さな楽しみが増えていきそうです。

 

「コーヒーを淹れる道具があると、誰かを家に呼んで、一緒に楽しむきっかけにもなると思うんです。そこからカフェ巡りをしてみたり、いろんな楽しみが広がっていきますよね」

 

確かに、コーヒーをきっかけに休日の過ごし方が変わることもありそうです。

今日は少し足を延ばして、気になっていたコーヒー屋さんへ。

そこで出会った豆を買って帰り、翌朝、自宅で淹れてみる。

お気に入りの一杯が見つかると、街を歩く楽しみも、家で過ごす楽しみも、少しずつ増えていくのかもしれません。

 

そして、豆ポレポレがコーヒーを通して届けているのは、そんな日常の楽しみだけではありません。

店頭で展開しているTシャツには、売上を通じて社会に還元したいという想いも込められています。

 

その背景には、ご夫妻が経験した病気や、医療従事者への感謝、そして病気と向き合う人たちが家族と過ごす時間を大切にしてほしいという願いがあります。

 

コーヒーを楽しむことが、誰かの暮らしを支えることにもつながっていく。

 

豆ポレポレが大切にしている「みんなが良くなる」という考え方は、こんなところにも息づいていました。

今日の暮らしに、コーヒー一杯ぶんの余白を

 

 

取材を終えて、お店を見渡してみると、改めてこの場所の心地よさに気づかされます。

コーヒーを選ぶ人。

スタッフと楽しそうに言葉を交わす人。

一杯を片手に、ゆっくりと時間を過ごす人。

みんな、それぞれの時間を楽しんでいます。

 

「コーヒーって、人と人をつなぐきっかけにもなると思うんです。ここが、そんな時間の一部になれたらうれしいですね」

 

仲村さんが旅先で出会った、国籍も年齢も関係なく、人々が集い、思い思いに過ごすコーヒー文化。そのとき感じた楽しさは、形を変えながら、今の豆ポレポレにも息づいているように感じます。

 

沖縄で暮らす魅力は、青い海や温かな気候だけではないのかもしれません。

近所にお気に入りのお店があること。

顔なじみのスタッフと、何気ない会話ができること。

少し疲れた日に、ふらりと立ち寄れる場所があること。

そんな小さな積み重ねも、きっと、この街で暮らす豊かさのひとつです。

 

そして、その心地よい時間は、お店だけでなく、自宅でもつくることができます。

 

いつもより少し早く起きて、コーヒーを淹れてみる。

お気に入りのカップを持って、ベランダから空を眺めてみる。

家族が出かけたあとの静かなリビングで、ひとりの時間を楽しんでみる。

 

何か特別なことをしなくてもいい。

 

ほんの数分、自分のために時間を使うだけで、いつもの暮らしは少し違って見えるかもしれません。

 

「ポレポレ」

 

ゆっくり、ゆっくり。

忙しい毎日だからこそ、そんな言葉を思い出してみたいものです。

 

明日の朝は、いつもより少しだけ丁寧に、コーヒーを淹れてみようかな。

そんな気持ちになった、沖縄市でのひとときでした。

 

=店舗情報=

豆ポレポレ

所在地:〒904-2171 沖縄県沖縄市高原6丁目2−8

instagram:https://www.instagram.com/mamepolepole/?hl=ja

取材・文/新垣 隆磨

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