“声”に導かれて、自分を好きになれた日“——ネクストステップラボが届ける「自分を知る」時間

「なんとなく、ずっと自分にモヤモヤしている」「家族とうまくいかない理由がわからない」——。
そんな“見えない違和感”に悩んでいる人にこそ届けたいのが、声からその人の本質を読み解く「声紋分析」です。今回お話を伺ったのは、声紋分析を通して本人の内面と向き合う「ネクストステップラボ」の佐久本喜聡さんと砂川安緒さん。
声が教えてくれる「自分らしさ」とは? そして、それを暮らしにどう活かせるのでしょうか。
“自分を知る”その一歩が、「自分を好きになる」きっかけになるかもしれません。「家族とうまくいかない理由がわからない」——。
私たちが無意識に背負っている“役割”を手放すヒントが、きっとこの対話の中にあります。

代表 砂川 安緒 さん(左)
代表 佐久本 喜聡 さん(右)
Next Step Rabo
声からその人の“本質”を読み解く声紋分析を通して、「自分らしく生きるって、こういうことかもしれない」と気づく人を増やしたい——。
そんな想いを胸に、ネクストステップラボを立ち上げた佐久本喜聡(さくもと よしあき)さんと、共同代表の砂川安緒(すながわ やすお)さん。
ご自身の経験をもとに、声に込められた“ほんとうの自分”と向き合う時間の大切さについて教えていただきました。
自分と向き合う「声」の入り口
「人間関係に悩んでいた時期があって。その原因は、僕が“自分のコピー”を作ろうとしていたからでした」。
そう語るのは、ネクストステップラボ代表の佐久本喜聡さん。かつてソニー生命の営業所長を務めていた彼は、チームの人間関係に悩み、ふと「自分自身を知らなかった」ことに気づきます。
そこから始まったのは、自分の内面に深く向き合う“内省”の旅。ヒプノセラピーや心理学、潜在意識についての学びを重ねるなかで、佐久本さんは自身の本質と向き合い始めました。
そして出会ったのが「声紋分析」。声の波形をもとに、その人が持つ資質や思考パターン、本質的な強みや癖までも読み取る技術です。「まるで心の健康診断のようなもの」と彼は語ります。
「声って、嘘をつけないんです。質問形式の診断と違って、“取り繕い”が入らない。だからこそ、自分らしさと本質的に向き合えるのが、声紋分析の魅力です」。
加えて、声は一日に何度も発する“日常的なツール”でもあります。日々のなかで自然に出る声こそ、もっとも正直であり、心身のコンディションさえ映し出すもの。だからこそ、ほんの数秒の声から、深い自己理解へとつながることもあるのです。
女性が抱える「ふたつの顔」と、その先にある解放
特に女性には、素の自分と“よそゆきの自分”という二面性があると言われます。家庭では母や妻として、職場では部下や上司として。時に無意識に役割を切り替えながら生きることで、心も体も二重に疲弊してしまう——それが、パフォーマンスが半分になる原因にもなります。
砂川さんも、最初は“ひとりの受講者”として声紋分析に出会いました。
「サービス業の経験が長く、いろんな“顔”を使い分けてきました。でも、分析を受けて初めて“ありのままの私”を認められた気がしたんです」。
これまで、社会や家庭で「期待される自分」を演じ続けた彼にとって、声紋分析は自分を丸ごと肯定するきっかけとなりました。さらに、「本質的な自分を知ったうえで、それを家庭でも職場でも受け入れてくれる環境が整えば、人は最高のパフォーマンスを発揮できる」と気づいたといいます。
そして実際に、職場での発言が少しずつ変わっていきました。「言いたいことを口にしてもいい」と思えるようになっただけで、チーム内のコミュニケーションが柔らかくなり、自分のペースで挑戦できるようになったというのです。
「本当の自分」に出会うとき
声紋分析は、言葉にできなかった“違和感”に、輪郭を与えてくれます。そして何よりも、自分自身を少しずつ“好きになっていく”感覚を取り戻させてくれます。
「“発想力や論理性があるのに、それを発揮できずに悩んでいた経営者がいたんです。その方は結果を出していたにもかかわらず、満たされなかった。その理由が、声を通して明らかになりました。『自分はこれでよかった』と涙されていました」。
こうしたエピソードは一つではありません。声紋分析のセッションを通じて、これまで気づけなかった感情や過去の経験、無意識の癖に出会い、「ああ、だから自分はあの時うまくいかなかったのか」と腑に落ちる瞬間があるといいます。
また、自己理解が進むことで「人に優しくなれるようになった」という声も少なくありません。自分の軸がわかると、人との違いに敏感にならず、「違っていい」と思えるようになる。その効果は、仕事や家庭といった具体的な場面にも波及します。
違いを知れば、関係はもっとあたたかくなる
声紋分析は、自己理解を深めるだけでなく、人間関係を見直す手段としても力を発揮します。
「夫婦や親子関係で悩んでいる方には、“違い”を知ることの大切さを伝えたいです。『なぜ合わないのか』ではなく、『どう補い合えるか』という視点に立てるようになります」。と語るのは佐久本さん。例えば、親子関係では「ウチは士業の家系だから親と同じ職業に」と道を決める前に、「その子の資質に合っているか?」を見つめ直すことで、進路や育て方に自信が持てるようになるそうです。
家族を「ひとつのチーム」として捉える考え方は、声紋分析の本質にも通じています。それぞれが得意なこと、不得意なことを理解し合い、補い合いながら暮らす。そこには「誰かに合わせる」でも「我慢する」でもない、自然体の関係性が生まれます。
暮らしに、余白と“ありのまま”を
佐久本さんは言います。「自分を知らずに頑張り続けている人が、本当に多い」。
“なんとなく生きづらい”“頑張っているのに報われない”——そんな声に応えるように、声紋分析は「あなたはこれでいい」と教えてくれます。
今の自分を知ることで、過去の自分も肯定できる。未来に対しても、少しずつ希望が持てるようになる。声をきっかけに、自分の輪郭を取り戻していくのです。
ちなみに、佐久本さんはマンションでの暮らしも経験しており、「ご近所づきあいや、子ども同士の交流、見晴らしの良さなど、住環境として本当に好きでした」と話します。
“ありのまま”の自分を知り、それを日常に根付かせる。人との距離が近いマンション暮らしだからこそ、そんな暮らし方がしやすいのかもしれません。
この“ありのまま”でいられる空間は、自分自身への信頼だけでなく、住環境や人間関係の影響も大きいといいます。だからこそ、ネクストステップラボが目指すのは、「声から始まる、暮らしの再設計」。
声を起点に、自分と対話し、家族と向き合い、住まいを見つめ直す——そんな未来のヒントが、確かにここにあります。
まずは遊び感覚で!
声に耳を澄ませたとき、私たちはようやく“本当の自分”に出会えるのかもしれません。
誰かと比べるのではなく、自分の軸で暮らすために——。ネクストステップラボが届ける声紋分析は、そんな「余白のある暮らし」への第一歩を、そっと後押ししてくれます。
忙しい毎日の中で、自分と静かに向き合う数分間。
声という“自分だけのサイン”に、耳を澄ませてみませんか。
下記リンクからお問い合わせいただければ、約10秒の声の録音を送るだけで声紋分析の結果が出てきますよ。
https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000275846
あなたの心の余白のために、役立ててもらえたら嬉しいです。
取材・文/新垣 隆磨