【暮らしと色の開運術】2023年12月の運気
今月もメンタルカラーカウンセラーのおおはま ともこさんに、2023年12月の運気をみていただきました!陰陽五行説に基づく二十四節気の観点から読み解いた、この時期に必要な色やアイテム、開運アクションなどをご紹介します。一年の締めくくりをよい形で迎えられるように、「色」を取り入れた開運方法をお楽しみください!
おおはま ともこさん
Irogae/メンタルカラーカウンセラー、メンタル心理カウンセラー
陰陽五行思想を元に導き出したバイオリズムカラーで運気や運勢のアドバイスを行うカラーセラピスト。心理学や色彩心理学と社会心理学、人間行動学を通したヒューマンリレーションの法則であるバースデーカラーを学び、セラピストの養成や事業主のサポート、SNSコンサルなど幅広く活動している。色彩心理セラピスト、色彩検定UC級、整理収納アドバイザーなど色や暮らしに関わる資格を多数保有。
Instagram:https://www.instagram.com/irogae_tomoko/
12月の運気の特徴
画像提供:おおはま ともこさん
春夏秋冬をそれぞれ6つに分けた暦、二十四節気でいうと12月は「大雪(たいせつ)」、「冬至(とうじ)」の季節にあたります。本土では雪が降りはじめ、沖縄でも気温が下がり北風が強くなり、体感温度がぐっと下がって寒さが厳しくなる頃。
運気的にも陰の気が強い時期ですが、それも冬至まで。2023年の冬至は12月22日、この日を境にネガティブな感情が解放され、新しいことに目が行く時期に変わっていきます。
新しい年を迎えるワクワク感も相まって気分も上がり、何かに挑戦したいという意欲やマイナスにとらえていた物事もポジティブな捉え方ができるようになっていきます。
しかし、ネガティブな感情とポジティブな感情が入り混じりやすい12月は気持ちがぶれやすく心が休まらない、と感じることも。そんなこの時期には気持ちを静めてくれる色、パープルがおすすめです。
身体の働きを活発にする交感神経と休息やリラックスするときに働く副交感神経のバランスを取ってくれる効果も期待できる色なので、アクセサリーや小物などお守り替わりに身に付けるのもいいですね!
12月の開運ポイント
12月は何かと忙しく慌ただしく、目の前にあるやらなきゃいけないことで精一杯。自分のことは後回しになってしまいがちですよね。
でも、12月の行動で来年の運気も変わってくると言ってもいいくらい、大切な1カ月間なんです。家や車など目に見えるものの大掃除だけでなく、心の大掃除をすることが開運ポイント。そのためには一年を振り返り、マイナスな思考やネガティブな感情など心に溜まった邪気をしっかり浄化してあげることが必要となります。
12月の開運日と開運アクション
この忙しい時期に、どんな風に心の大掃除をすればいいの……?と悩んでしまうかもしれませんが、開運日を上手く使って効率よく、できることから試してみてください!
12月13日
大安、巳の日の吉日と、いて座新月も重なる日です。美を象徴するいて座の新月と金運に強い巳の日が重なるこの日は、インテリアやファブリックを新調することにお金を使うと開運につながります。新しいアイテムと一緒にパープルのお花も飾るなど、開運カラーもワンポイント取り入れてみてください。
環境を美しく整えると良い日でもあるので、この日に大掃除をスタートさせるのもよいでしょう。12月はゆったりと過ごした方がいいので、大掃除も月末にまとめて行うのではなく、中旬からこまめに分けてやるのがおすすめです。
12月22日
冬至で寅の日。日照時間が最も短く太陽のパワーが一番弱まる日ですが、この日を境に日照時間が少しずつ長くなり太陽のパワーも強くなっていきます。冬至は「一陽来復(いちようらいふく)」とも呼ばれ、陰が極まり再び陽にかえる日という意味で、よくないことが続いたあとはいい方向に向かう、という意味の言葉としても使われます。
この日に食べると縁起がいいとされているのが「冬至の七種」。なんきん(かぼちゃ)、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)と、「ん」が2つ付く食べ物は、運が上がる、たくさんの運を呼ぶ、といわれています。全部食べるのは難しいかもしれませんが、かぼちゃ、れんこん、にんじんを煮込みうどんにして食べると体が温まり栄養も摂れますよ♪
また、昔から冬至にはゆず湯に入る習慣があります。強い香りは昔から邪気を払いやすいとされており、さらにゆずには血行を促進して冷え性を緩和する効果もあります。ゆず湯でリフレッシュし、陰から陽へと気持ちを切り替えるといいでしょう!
12月31日
今年の大みそかは大安と一粒万倍日が重なっています!2023年最後の日は慌ただしく過ごさず、ゆったりと過ごすのが吉。今年一年を振りかえる日にするのがおすすめです。
大掃除やおせち料理の準備は前日までに終わらせ、大みそかは「年越の大祓(としこしのおおはらえ)」を行いましょう。午前中に寺社仏閣へ行き、一年間無事に過ごせたことを感謝し、来年も良き一年になることを祈ります。
年越の大祓は一年で溜まった穢れや災厄を浄化してくれるので、自分自身の大掃除にもなります。邪気を浄化することで、良い気がよりたくさん入りやすくなります!
まとめ
2023年の内に自分自身を整え、2024年はさらに良い運気を取りこめるようにしましょう!12月はやることも多いけど開運面でも大切な時期。大掃除や仕事納めなどは計画的に、早めに早めに取り組むといいでしょう。
見た目もキレイで栄養価も高いバタフライピーのお茶を飲んだり、バスボムやモコモコスリッパなど気持ちが上がるパープルのアイテムを取り入れて、陰と陽のバランスを保つように心がけてくださいね!
取材・文/仲西なほ子