「買えないと思ってた」が変わる瞬間──沖縄に移住した住宅ローンのプロが教える、選択肢の広げ方

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「沖縄で家を買いたいけど、高くて無理だと思ってた」「つながりのある銀行でローンを組むのが当たり前だと思ってた」──そんな”思い込み”が、選択肢を知ることで変わるかもしれません。2025年10月、東京から沖縄に移住し、住宅事業者向けクラ ウド型住宅ローン業務⽀援システム「いえーる ダンドリ」の沖縄支店を立ち上げた藤原帆希さん。新卒から住宅ローンのプロとして働いてきた彼が、沖縄で感じたのは「選択肢の少なさ」でした。金利が少し違うだけで、最終的な返済額が300万円、400万円と変わることもある住宅ローン。「買えない」と諦める前に、知っておきたい選び方と、沖縄の住宅購入を後押しする新しいサポートの形をお届けします。

この方にお話しを伺いました!
iYell藤原さん

 

藤原帆希(ふじわら ほまれ)さん

iYell 株式会社 沖縄支店長

新卒で iYell株式会社に入社し、住宅事業者向けクラ ウド型住宅ローン業務⽀援システム「いえーる ダンドリ」の営業として関東エリアで活躍。2025年10月、沖縄支店の立ち上げメンバーとして沖縄に移住。「家を買う人が安心して幸せに、人生最大の買い物ができる」ことをモットーに、沖縄の住宅購入をサポートしている。休日はアラハビーチで過ごすことが好き。
   
iYell株式会社
  
https://iyell.co.jp/

「何をするかより、誰とするか」を大切にする会社

  
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iYell株式会社は、東京・⽬黒区に本社を置く住宅ローンテック企業です。2016年の創業以来、住宅ローンをもっとわかりやすく、もっと安心にするための住宅事業者向けクラウド型住宅ローン業務⽀援システム「いえーる ダンドリ」を展開してきました。
  
「私たちの会社の経営理念は、『何をするかより、誰とするか』なんです」と藤原さんは語ります。
  
「一緒に働く仲間を大切にしようという考え方が根本にあります。退屈なことでも、一緒に働く仲間が楽しければ何でも楽しくなる。人を大事にしている会社なんです」
  
その理念は、18個の「バリュー」として明文化されています。中途採用でも新卒採用でも、能力よりもまず、その価値観に合う人かどうかを見るのだといいます。
  
「社員ファースト経営も掲げていて、何よりも社員の幸せが大事だという社長の考え方があります。そして、1000年続く会社にしたいという『1000年経営』。長期的な関係性を構築することを、会社として大切にしています」
   

沖縄進出のきっかけは、地元企業との出会い

   
全国に支店を展開してきた「 iYell」ですが、沖縄は当初、すぐに出店する予定ではなかったといいます。
   
「正直、沖縄はすぐに行ける距離でもないですし、次に絶対出す店舗候補ではなかったんです」
   
それが変わったのは、日建ハウジングのグループ会社である日建パートナーズからの出資がきっかけでした。
   
「株主として出資いただいた関係で終わるのではなく、『一緒に事業をしていけたらいいね』と日建ハウジングの眞保榮 秀一社長からお声がけいただいたんです。iYellグループが提供する住宅ローンのプラットフォームと、日建ハウジング様の住宅開発・販売事業との親和性もあって、沖縄で事業展開してみてはどうかと」
   
地元企業との協力体制があったからこそ、沖縄進出が実現したのです。
   
「沖縄市場は魅力的だと感じています。住宅販売数も堅調ですし、不動産会社の数も増えている。東京を含め、県外から沖縄に進出する不動産会社も多い。変化が大きい市場の中で、私たちも貢献できればと思っています」
   

「つながり」で選ぶ沖縄、「比較」で選ぶ関東──住宅ローン事情の違い

   
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2025年10月に沖縄に移住してから約3ヶ月。藤原さんが最も驚いたのは、沖縄と本土の住宅ローン事情の違いでした。
   
「沖縄の住宅ローンの特徴は、他県とかなり異なります。東京をはじめとする関東では、いろいろな銀行を比較して、金利が一番低いところや、保険が一番良いところを選ぶのが一般的です。でも沖縄では、ご自身の口座がある地元の銀行や、つながりのある金融機関で組む方が多いんです」
   
藤原さんは、それ自体が悪いわけではないと前置きしつつ、こう続けます。
   
「沖縄のいいところは、つながりを大事にすること。でも、選択肢があるのに、選択するという思考がまだ広がっていないのはもったいないと感じます」
   

金利が違うだけで300万円変わる現実

   
では、住宅ローンの選択肢を広げることは、どれほどの違いを生むのでしょうか。
   
「金利が少しでも変わると、最終的に返済する金額が300万円、400万円、場合によっては1000万円近く変わることもあります」
   
この差は、決して小さくありません。
   
「例えば、3000万円のローンを35年で組む場合、金利が0.5%違うだけで、総返済額が数百万円変わってきます。それを知らずに、何となく決めてしまうのは、本当にもったいないんです」
   
藤原さんが沖縄で実現したいのは、そうした「選択肢」を提供すること。
   
「家を買いたいと思っている方に、もっと選択の幅を広げてほしい。そして、家を買いやすいと感じてほしい。それが私たちの役割だと思っています」
   

「いえーるダンドリ」が提供する、新しい選択肢

   
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「いえーる ダンドリ」は、住宅ローン業務⽀援システムです。不動産会社を通じて提供される「BtoBtoC」の形で、お客様ご自身が最適な住宅ローンを選べるようにサポートします。
   
「私たちは住宅ローンに特化して事業をしているので、各銀行の商品性を深く理解しています。地元の銀行も含めて、どの銀行のどのプランが、お客様のニーズに合うのか、その「選 び⽅の基準」を明⽰し、サポートすることができるんです」
   
ポイントは、地元の銀行と競合するのではなく、その良さを最大限に活かすこと。
   
「地元の銀行の商品性の良さを、私たちの立場から客観的に紐解き、お客様にしっかり届けることがメインです。同じ地元の銀行の住宅ローンでも、団信(団体信用生命保険)の選び ⽅や、借入期間の設定ひとつひとつで⼤きく変わります。そういう細かい部分にまで、詳しく丁寧にアドバイスしています」
   

不動産会社の負担を減らし、お客様の満足度を上げる仕組み

   
「いえーる ダンドリ」のもう一つの特徴は、不動産会社の業務支援です。
   
「不動産会社の営業の方は、家を売るプロではあるものの、住宅ローンのプロではありません。でも、お客様からはローンについても多くの質問が寄せられます。それを住宅ローンの専⾨家としてサポートに⼊ることで、営業の方は家を売ることに集中でき、お客様は専門家に相談できる環境が整います」
   
住宅ローンの手続きには、多くの書類が必要です。何から⼿を付ければいいか分からず、  それを集める作業は、不動産会社にとっても、お客様にとっても負担になります。
   
「その煩雑な書類の整理やスムーズな準備の段取りを私たちが徹底的にサポートすることで、不動産会社様の業務効率化にもつながります。最終的には、お客様の満足度も上がりますし、不動産会社様の評判も上がる。Win-Winの関係を作れるんです」
   
お客様とのやり取りは、アプリなどを活用してオンラインでも対応。沖縄だけでなく、本部のサポート体制も整っているため、どれだけ問い合わせが増えても対応できる仕組みが整っています。
   

「買えない」が「買える」に変わる瞬間

   
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藤原さんが最もやりがいを感じるのは、「買えないと思っていた方が買えるようになる」瞬間だといいます。
   
「例えば、A銀行で審査に落ちてしまっても、B銀行なら  審査基準が異なり通る可能性があるというケースもあります。そういった別の選択肢を提案できるのが、私たちの強みです」
   
関東での経験でも、そうした声を数多く聞いてきたそうです。
   
「『知らなかった銀行で、いいローンが見つかりました』『不安だったけど、すぐに聞ける環境があって助かりました』というお客様の声。そして不動産会社の方からも、『お客様がローンに満足して、購入に至ってくれました』という感謝の言葉をいただきます」
   
選択肢を知ることで、諦めていた夢が現実になる。それが、「いえーる ダンドリ」が提供する価値なのです。
   

新卒から住宅ローンを選んだ理由──「幸せに立ち会いたい」

   
藤原さんは、新卒で「iYell」に入社しました。他の会社で働いたことはなく、住宅ローン一筋です。
   
「もともと不動産業界に興味があって、家を買うという人生最大の購入に何かお手伝いできたらなと思っていました」
   
就職活動中に「iYell」に出会い、最も惹かれたのは経営理念でした。
   
「『こうやって仕事をしたい』という自分の想いと、会社の理念が一致していたんです。そして、家を売る仕事だと月に数件の契約ですが、住宅ローンの観点からだと月に数十人、会社全体では数百人の方の幸せを提供できる機会が増える。もっと多くの人の役に立てると思いました」
   
藤原さんにとって、最も幸せな瞬間とは何でしょうか。
   
「家を買う人が、安心して幸せに人生最大の買い物ができること。それが何よりも私が幸せだと感じるタイミングです」

沖縄で家を買う全ての人に、不安のない未来を

   
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藤原さんが沖縄で目指しているのは、「全員が不安のない状態で家を買える」未来です。
   
「長期的には、沖縄で家を買う方が全員、『いえーる ダンドリ』を利用して、ローンについて何も不安がない、納得のいく状態を作りたいと思っています」
   
それは、県内の方だけでなく、移住を考えている県外の方も含めてです。
   
「そうすることで、沖縄全体の住宅購入意欲も上がると思いますし、不動産業者も活発に盛り上がっていく。誰が見ても『沖縄、今アツいね』と思うような市場にしていきたいですね」
   

金融リテラシーが上がると、暮らしはどう変わるのか

   
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藤原さんは、住宅ローンを通じて、沖縄の金融リテラシーを上げることも視野に入れています。
   
「沖縄の世帯所得の平均や貯蓄率を調べると、金利が少し違うだけでこんなにも変わるんだということを、まず知ってほしいんです」
   
住宅ローンは、その「きっかけ」になる。
   
「お金に対して考えるきっかけを、ローンを通して提供できたらと思っています」
   
さらに、iYellでは、企業型確定拠出年金「いえーる 401K」というサービスも提供しています。
   
「住宅ローンだけではなく、沖縄の企業様にも節税効果のあるサービスを提供しています。エンドユーザーさんだけでなく、不動産事業者様だけでなく、沖縄全体の金融リテラシーを上げることに貢献できたらと思っています」
   

アラハビーチが好きな理由──支店長の沖縄生活

   
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沖縄に移住して3ヶ月。藤原さんのお気に入りの場所は、アラハビーチです。
   
「朝7時から開いているので、休みの日は朝行ったりします。バスケットコートもあって、いろんな人が来るんです。日本人だけじゃなくて、海外の方とも交流している光景を見るのが好きで」
   
沖縄だからこそ感じられる、多様性。
   
「日本人だから、ここの人だからっていう垣根がなく、みんなが交流している。そういうのを見ると、すごくいいなと思います。砂辺やアメリカンビレッジあたりも、いろんな方がいて好きですね」
   

後悔しないために、今考えてほしいこと

   
最後に、藤原さんは沖縄で家を購入しようとする方々へ、こうメッセージを送ります。
   
「住宅ローンを組むことは、⼈⽣の中で⼀番に近いぐらい⼤きな買い物をするのと同義です。そのローン選びで妥協や『これでいいや』という考えを持ってしまうと、後々後悔することもあるので、家を買うという決断と同じくらい、その『買い⽅(ローン)』 にも納得感を持つことが⼤切です」 
   
購入後のアンケートでも、「もっとローンをちゃんと調べておけばよかった」という声が多いのだといいます。
   
「一度ここで考えてみてください。調べてみてください。自分にとって何がいいのかを。35年、50年付き合っていくものだからこそ、納得のいくもので、皆さんの幸せにつながればいいなと思っています」
   
「買えないと思っていた」が「買える」に変わる。その瞬間に立ち会いたい。それが、藤原さんの想いです。
   
新しいマンション、新しい暮らし。その第一歩を踏み出す前に、選択肢を知ることから始めませんか?
   

取材・文/新垣 隆磨

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